映画レビュー

2005年10月8日(土)
映画日記スタート

以前から「映画日記」を作ろうと考えてはいたのですが、多忙なものであまり観る本数が多くなくて躊躇していました。
が、まぁ別に自分の日記なので、見る本数なんて関係ないかと思い、スタートすることにしました。とりあえず、名前は「映画レビュー」にしました。
映画が好きになったのは今をさかのぼること約35年ほど前かな。高校の授業をさぼっては一人で映画館に通ってました。金を湯水のごとく使ったアメリカハリウッドの超大作ってのは大嫌いで、あまり話題になっていないマイナーな映画が好きです。
今は1〜2ヶ月に1本ぐらいしか観ないのですが、ちょっとこだわりを持って観ているつもりです。Yahooのムービーレビューは結構見て研究はしています。これから映画を見た後はそのつど感想をアップしようと思いますので、ご期待下さい。

2005年10月9日(日)
「頭文字D」

テレビで放送されたアニメ版はほぼ全回見たのですが、さて実写版の映画はとうじゃろかと思い、観に行きました。映画館の前までは嫁さんと一緒に行きましたが、嫁さんは「この胸いっぱいの愛を」を、私は「頭文字D」で各単独行動でした。私たち夫婦にはよくあるパターンです。
さて「頭文字D」ですが、結論から言えばちょっとがっかりでしょうか。さすがに実際の峠でのドリフトシーンは迫力がありすごいなぁ、とは思いましたが、どうも2時間弱の中にストーリーを詰め込みすぎた感が否めません。その分なんかストーリーが上滑りしてしまい、物足らなかったかなぁ、と思います。
ま、でも原作もアニメ版も見たことのない人にすれば、感動物の映画でしょう。
アニメ版の放送が終了してちょっと寂しかったのですが、久々に「藤原とうふ店」のAE86を見てスカッとしました。

2005年10月10日(月)
「4月の雪」

って、ヨン様じゃぁないの・・・と思われる方もいらっしゃるでしょうが、実はたまたまこの映画の監督「ホ・ジノ」さんの前作を2作とも観ていたので、ちょっと違う面から興味があり観に行きました。でもさすがに館内は「おばさま」ばっかしでした。昨日は映画館の入口で嫁さんと別れて個人行動でしたが、今日は久々に一緒に観に行きました。
前作、「8月のクリスマス」「春の日は過ぎゆく」ともに日本ではあまり話題にならなかったのですが、たまたま良さそうな映画だと思って観に行って、非常に感動しました。ちょっとハングルを習ったり韓国の文化を勉強したことがあったので、尚更だったのかもしれません。
さて、「4月の雪」ですが、とても良い映画です。でも前作ほどには感動しなかったのは何故でしょう。ヨン様に頼った部分が幾分多かったからなのかもしれませんねぇ。家族間の気持ちの動きとか、映像のきれいさとかは前作のほうが良かったような気もします。
でも秀作だと思いますよ。ヨン様命のおばさま方には物足らなくて、エンディングもちょっとはっきりしなくてがっかりだったのではないかと思いますが・・・。
あまり、この俳優が好きとかで観に行く映画は無いのですが、ヨン様のお相手の「ソン・イェジン」さん、今週末公開の「私の頭の中の消しゴム」の主演です。ちょっとお気に入りなのでまた観に行かなくては・・・・。
「8月のクリスマス」の日本版が公開中ですが、やっぱり観に行かなくてはいけないかなぁぁ、と悩んでます。嫁さんはすでに観てきたようで、良かった・・・と言ってますが、オリジナルを観て超感動ものだっただけに、「二番煎じはなぁ・・・」と思うのは当然でしょうか。
ロケが高岡市周辺だという話題性だけで観に行くのはちょっと違うと思うのですが・・・。ま、とにかく観てきてから文句でも書きます。

2005年10月30日(日)
「八月のクリスマス」

いい加減に観ておかないと終わってしまいそうだったので、「八月のクリスマス」と「私の頭の中の消しゴム」を続けてレイトショーで観てきました。
今回は奥さんは体力不足で無理ということだったので、一人で行ってきました。どちらもラブストーリーなのでカップルばっかし、まぁでも映画は一人で浸ってくるのが一番です。
「八月のクリスマス」ですが、なかなか良い映画になってました。この映画だけを言えばなかなかの傑作かも知れません。ただやはり二番煎じは原作を超えられませんね。季節の描写なども結構気を遣っているようですが、原作のほうがやっぱり上です。
ホ・ジノさんはそのあたりの描写が実に巧みです。単に風景や服装でストレートに表現するだけでなく、もっといろんな物で上手く表現しています。それと比較すると日本版はストレートすぎるのかな、という気もします。
韓国映画ではお国柄というか、親子とか家族というつながりを大切にしていますが、日本版では割とさらっと流しています。原作では死期の迫った主人公がそっと父親の布団にもぐり込む場面がありましたが、日本版ではありませんでした。私はあのシーンが痛く胸を打ったのですが・・・・・。スイカの種を飛ばすシーンを真似るよりこっちを取って欲しかったです。
高岡、氷見、金沢でのロケがほとんどで、見慣れた風景がたくさん出てきました。際だった観光地でもないのですが、意外とこの辺りは映画やドラマのロケ地になることが多いですね。東京からの移動時間が短いということもあるかもしれませんが、素朴な雰囲気が良いのでしょうか?実際住んでいる人間にしてみれば、あまり住み心地の良いところではないのですが・・・・・・。
しかし、良い映画ですよ。まだの方はどうぞ。

2005年10月30日(日)
「私の頭の中の消しゴム」

「八月のクリスマス」に続けて観てきました。体力勝負でした。
「四月の雪」でヨン様と共演したソン・イェジンが出ているとあって、楽しみにしていた映画です。
若年性アルツハイマーの女性が、次第に記憶を失っていく単純な展開のラブストーリーですが、実に良い映画でした。
次第に記憶が消えていって、自分の愛する人の記憶も消えていくのですが、揺り返す波のように記憶がふっと戻るところが実に上手く表現してあり、涙を誘います。
実は私の母親もアルツハイマー型の認知症で寝たきりになっていて、最近では意識も混濁していて自分の息子も認識できないのですが、たまーに調子の良い日には私のことがわかったり、笑ってくれたりします。農家の出身なので、農作業のことを話すとふっと昔の記憶が戻ることもあるようです。いずれはまったく記憶がなくなってしまうのでしょうが、このようにふっとフラッシュバックする記憶があるようです。
認知症の方を介護したことのある人はこの映画、普通のラブストーリー以上に心を打つ物があったのではないかと思います。

しかし、ソン・イェジン、ますますファンになりました。





SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送