訳あって、生後間もない子猫を引き取ることになりました。
実は義妹からの話で、先週末に庄川の河川敷にあるテニスコートに子猫が5匹捨てられていて、義妹の会社の人がそのうちの1匹だけ拾ってきたというのです。折から台風22号が直撃するような状況で、そのままにしておくのはあまりにもかわいそうだからと、先週末に妻がテニスコートへ探しに行ったのですが見つからなくて心配していたところ、先に一匹だけ拾っていった義妹の同僚が、残りの4匹も自宅へ持って帰って保護していたのでした。獣医さんの話では生後10日程だということでした。10月はじめに生まれて5〜6日で捨てられたことになります。自分でえさを探す術も知らない子猫を捨てるなんて、死ぬのを承知で放置するのと同じです。折から台風も来ていたし、そうでなくても鳶などの鳥の餌食になる可能性だって高いです。あまりにも悲しいです。
と言う経緯があって、今日その5匹の中から2匹が我が家にやってきました。我が家にはすでに2匹の先住猫がいて、とても2匹一緒には世話できないので、とりあえずは今日2匹をあずかって、明日そのうちの1匹を妻の実家にお願いすることにしました。白っぽくて、頭から背中に薄いあずき色の縞のある女の子が我が家の一員に、漫画の「のらくろ」のような黒白の愛嬌のある柄の女の子が妻の実家に行くことになりました。
いままで、何匹も猫を飼ってきましたが、こんなに小さい子猫を飼育した事なんてありません。だいたい母猫が2〜3ヶ月まで面倒を見るのが普通ですから、どうしたら良いのか全くわからないので、とりあえずホームセンターで飼ってきた子猫用のミルクを哺乳瓶で与えることにしました。子猫に哺乳瓶で授乳させるなんて初めての経験です。はじめはすったもんだで大変でしたが、何度かやってるうちにコツもわかってきてやれやれという感じです。しかし、ミルク缶には6時間おきに与えるようにと書かれているので、仕事の合間や、夜中に眠い目をこすりながら授乳をしました。それも素直にゴクゴク飲んでくれればよいのですが、そうもいかず、先週末から5匹の面倒を見ていた義妹の同僚の方はさぞかし大変だったろうと思いました。
とにかく、我が家の猫は明日からは3匹になります。
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