ね こ 日 記  

2004年10月13日(水)
ネコ日記スタート

訳あって、生後間もない子猫を引き取ることになりました。

実は義妹からの話で、先週末に庄川の河川敷にあるテニスコートに子猫が5匹捨てられていて、義妹の会社の人がそのうちの1匹だけ拾ってきたというのです。折から台風22号が直撃するような状況で、そのままにしておくのはあまりにもかわいそうだからと、先週末に妻がテニスコートへ探しに行ったのですが見つからなくて心配していたところ、先に一匹だけ拾っていった義妹の同僚が、残りの4匹も自宅へ持って帰って保護していたのでした。獣医さんの話では生後10日程だということでした。10月はじめに生まれて5〜6日で捨てられたことになります。自分でえさを探す術も知らない子猫を捨てるなんて、死ぬのを承知で放置するのと同じです。折から台風も来ていたし、そうでなくても鳶などの鳥の餌食になる可能性だって高いです。あまりにも悲しいです。

と言う経緯があって、今日その5匹の中から2匹が我が家にやってきました。我が家にはすでに2匹の先住猫がいて、とても2匹一緒には世話できないので、とりあえずは今日2匹をあずかって、明日そのうちの1匹を妻の実家にお願いすることにしました。白っぽくて、頭から背中に薄いあずき色の縞のある女の子が我が家の一員に、漫画の「のらくろ」のような黒白の愛嬌のある柄の女の子が妻の実家に行くことになりました。

いままで、何匹も猫を飼ってきましたが、こんなに小さい子猫を飼育した事なんてありません。だいたい母猫が2〜3ヶ月まで面倒を見るのが普通ですから、どうしたら良いのか全くわからないので、とりあえずホームセンターで飼ってきた子猫用のミルクを哺乳瓶で与えることにしました。子猫に哺乳瓶で授乳させるなんて初めての経験です。はじめはすったもんだで大変でしたが、何度かやってるうちにコツもわかってきてやれやれという感じです。しかし、ミルク缶には6時間おきに与えるようにと書かれているので、仕事の合間や、夜中に眠い目をこすりながら授乳をしました。それも素直にゴクゴク飲んでくれればよいのですが、そうもいかず、先週末から5匹の面倒を見ていた義妹の同僚の方はさぞかし大変だったろうと思いました。

とにかく、我が家の猫は明日からは3匹になります。

2004年10月14日(木)
「のらくろ」ちゃんは妻の実家へ

夕方、義妹が来て「のらくろ」ちゃんは妻の実家へと預けられることになり、引き取られていきました。
我が家に残った「あずきいろの縞模様の女の子」は体重僅か304グラム、元気になってくれ!
ミルクはだいたい4時間〜6時間おきに与えますが、ようやく授乳のコツがわかってきました。ミルクを飲むときに「ゴクゴク」すると耳も一緒に動くのが可愛くて、愛おしくて涙が出てきます。
頑張って生きるんだぞーーー!って心で叫んでました。

2004年10月15日(金)
うんちしました。

おしっこは刺激するとすぐしてくれて、お利口さんなのですが、うんちはまだしないのです。我が家に来る前に、義妹の同僚が先週末に獣医さんで浣腸してもらって一度は排便しているようなのですが、我が家に来てからはまだです。獣医さんからの伝言で、便秘させないようにとのことだったので、度々綿棒やぬるま湯煮付けたティッシュなどで肛門を刺激して排便を促したりしていたのですが、なかなかうんちが出なくて困ったなーーーーと思っていた矢先に、しましたよぉ。ほっとしました。トイレのほうで叫んでいるので何事かと行ってみると頑張ってうんち中でした。やれやれ(^^ゞ
本来は母親が子猫の尻を舐めて排便を促すのでしょうが、母親がいないので私たちが母猫代わりなのです。でもうんちしてくれて本当に安心しました。頑張れっっ!

2004年10月20日(水)
うんち2回目

子猫が我が家に来てから1週間、ようやく2度目のうんちをしてくれました。それもしっかりトイレで済ませて、なかなかお利口さんです。1回目はサイドボードの下でやられたので悲惨でしたがやれやれです。
相変わらず4〜6時間おきに授乳する生活が続いていて、なかなか大変ですが、もう1ヶ月もすれば乳離れすると思うので、がんばらなくては・・。
目やにがひどくて、時折綿棒をお湯でぬらして取ってやります。母親がいれば顔もしっかり舐めてくれるので、きれいなのでしょうけど・・・。
先住猫の「ちび」は、まったく近寄らず威嚇してばっかりです。「もも」は時折気が向くと「舐めまくり」をしてますが、いまいち近寄ってきません。どっちも母親代わりをしてくれるといいのですが。

2004年10月25日(月)
2度目の体重測定

順調に育って、2まわりぐらい大きくなりました。さて体重はどのくらいだろうかと計ってみました。
結果、「446グラム」。我が家に来たときは304グラムだったので、ほぼ5割増えたことになります。
現在の悩みは名前が決まらないこと。いままで我が家に来た3匹の猫の名前はすべて私が付けたか、もしくは私が考えた中から妻が選んだものなので、今回ばかりは何とか妻に銘々させようと思っているのですが、なかなか決まりません。
決まらなかったら「りゅっち」にするからね、と脅しているのですが、もうしばらく時間が必要みたいです。
目もほぼ見えるようになったようで、リビングの中を所狭しと走り回るようになりました。私の手や足を攻撃してくるのはなぜなのでしょう。ズボンを駆け上ってくるのでツメの先端を少しを切ってやったら登ってこれなくなりました。なんせ今まで私の足は生傷が絶えませんでしたから・・・。

2004年10月30日(土)
名前決定!

ようやく名前が決まりました。「あず」です。アルファベットで書けば「AZ」です。
色が薄〜いあずき色なので、「あず」になりました。なぜか考えたのは私、選んだのが妻といういつものパターンです。
一応、ペット雑誌を片手に20個ぐらいの候補をあげたのですが、「あず」は雑誌からではなく私のオリジナルでした。
「あず」「あず子」「あずっち」「あずべぇ」などといろんなバリエーションで呼ばれています。

2004年10月31日(日)
離乳食

先週あたりからどろどろのおかゆのような離乳食を与えてみたのですが、なかなかお気に召さないようで食べてくれません。
そろそろ子猫用の「かりかり」でもたべさせようかなぁ、と思っていた矢先、隙を見て先住猫用の大人の「かりかり」をばりばり食べているではありませんか、慌てて取り上げたのですが、結構食べていたようでした。
どうも「かりかり」に味をしめたようで、隙を見ては大人の「かりかり」を食べようとするので、困った物です。
まだ1ヶ月、乳離れにはちょっと早いのですが、そろそろ子猫用の「かりかり」の出番になりました。

2004年11月2日(火)
下痢です

調子に乗って「かりかり」を食べていたせいか、突然の下痢便になってしまいました。
昨日、一昨日はしっかりしたウンチをしていたのですが、突然の出来事です。ただ元気はあって走り回っているのでそんなに心配要らないかな、とも思うのですが、しばらく様子見です。
ずっとアズは、1回のリビングを閉め切って生活させているので、また大人用の「かりかり」を食べないようにと、先住猫のご飯と水は廊下に疎開させてあります。
でもやっぱり隙をみて食べに行くんですよね。とにかく下痢が快方に向かってくれればよいのですが・・・。

2004年11月4日(木)
とうとう獣医さんへ。

下痢便がどうも良くならないし、今日はとうとうウンチに血が混ざっていたので、妻があわてて獣医さんに連れて行きました。
診断結果は「腸炎」。早い話が調子に乗って「かりかり」を食べ過ぎたのが原因です。抗生剤と整腸剤をいただいてきました。
これからは、しばらく落ち着くまで再びミルクのみの生活に逆戻りです。
しかし、元気だけは有り余るくらいあるのです。不思議です。下痢が続いていた割には体重は増えていてちょうど600グラムでした。
獣医さんの薬のおかげで、その後下痢便はおさまりました。やれやれです。

2004年11月6日(土)
下痢おさまる

獣医さんの薬の威力は絶大で、下痢便は見事に止まりました。ただ、食欲は変わりなくてしっかりミルクを飲んでます。ただ「かりかり」はもう少し後までおあずけです。今度は便秘になるかと心配になってきたもので、薬の投与は2日間でストップしました。

2004年11月8日(月)
4日ぶりのウンチ

4日ぶりにウンチが出ました。ほっと一息です。食欲も変わりないし、元気にリビングを走り回っています。体重もちょっと増えて670グラムになりました。
そろそろリビング以外の家の中を探検させようと思い、廊下に出してみました。興味津々で廊下からリビングを走り回っています。
ただ、先住猫たちはちょっと迷惑顔ですが、「もも」はたまに気が向くと一緒に走っています。

2004年11月10日(水)
階段もクリア

今までは一階でのみ走り回っていたのですが、ちょっと目を離したスキに階段を二階まで平気で昇っていきました。
我が家の寝室は二階にあるのですが、昼寝の時のみ寝室へ連れて行って布団で一緒に寝るようにしてみました。
まだ「かりかり」はおあずけで、ミルクと離乳食がまだしばらく続きそうです。

2005年10月13日(木)
1年経ちました。

「あず」が我が家に来てから1年が経ちました。
もうすっかり大人の体型です。しかし、いまだに先住猫のほうが偉くて(当たり前か・・・・)肩身の狭い思いをしているようです。
親猫にまともに育ててもらった記憶が無いからか、私たち人間の後ばかりついて歩きます。3匹の中で一番私たちになついているようではありますが、どうも意思の疎通がいまいちで、困ったものです。
小さい頃は薄かった色もしっかり濃くなってきて、かわいさが少なくなったという意見もありますが、ブルーの目の色だけは変わらなくて唯一のチャームポイントになってます。
近々画像もアップします。





SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送